【参院選】大分選挙区の候補者5人に聞く(5) 最も訴えたい政策
参院選の争点などについて、大分選挙区に立候補した5人の考えをお伝えしていきます。初回は石破政権に対する評価です。
参院選大分選挙区に立候補したのは、届け出順に
自民党 現職の白坂 亜紀候補。
参政党 新人の野中 しんすけ候補。
政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補。
政治団体「NHK党」新人の二宮 大造候補。
立憲民主党 元職の吉田 忠智候補。
以上の5人です。
2024年10月に発足した石破政権。衆議院では少数与党となり、厳しい状況が続いています。一方、コメの価格高騰を受け、政府の備蓄米を放出した対応には一定の支持が得られています。
各候補の考えは―
白坂候補 ≪説明は大変丁寧。だが発信が不明確≫
◆白坂 亜紀 候補(自民・現 )
「石破総理は大変丁寧に一つ一つの質問に答えていると思う。 そして自分の言葉で、自分の考えで返答していると思う。ただ、丁寧過ぎて決断が遅いかなというのと発信が明確でないので、野党の主張に引きずられて、世論が引きずられているかなという印象がある」
吉田候補≪総理になる前と違ってぶれている≫
◆吉田 忠智 候補(立憲・元)
「昨年の衆議院選挙の結果、与野党逆転を果たすことができたが、残念ながら石破政権が続いている。石破総理も総理大臣になる前とずいぶん違ってぶれていると思っている。やはり今度の参議院選挙でしっかり野党が多数を握って私も大分選挙区で勝たせてもらって政権交代につながる戦いにしていきたい」
野中候補≪何をしているのか見えない≫
◆野中 しんすけ 候補(参政・新)
「石破内閣に関しては、やはりこの期間、 内閣として引っ張ってもらっているということがあるが、実際、何をしているのかというのが 全く目に見えないなというところ。それから形としても表れてないなということを私自身は感じている。やはり国民のリーダーとして、日本のリーダーとして 何をするのかということを、日本国民にしっかりと説明をする。そして、その態度を示していくことがこれから重要になってくると思うので、 そういうところに期待したいと思う」
二宮候補≪自民党は誰が総理になっても駄目≫
◆二宮 大造候補(N党・新 )
「結局、自民党の人たちは財務省の支配下にあって、誰が総理大臣になっても駄目。石破総理が全く役に立たないですし」
安倍候補≪日本のための政治が行われていない≫
◆安倍 正雄 候補(誠真・新)
「戦後日本のどの内閣であっても独立国としての日本のための政治が行われていない」
参院選の投票と開票は7月20日です。